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キャディの人たち

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キャディで働く人たちが発信したnoteを全てまとめています。
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2022年11月の記事一覧

サプライチェーンに始まる、グローバル製造業の再進化。/キャディ創業5年記

明治維新からちょうど150年の2017年11月9日にCTOの小橋と2人で始めたキャディは、今日でちょうど丸5年になりました。キャディの5周年と、日本近代化の155周年を区切りとし、思考を少し整理してみようと思い立ちました。 ちなみに、長いですw(1万文字くらい) モノづくり産業のポテンシャル解放とはキャディが掲げるミッションは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」です。 モノづくり産業に従事する1人ひとり、1社1社が、自らの持つ付加価値に特化し、それを強めていく構造を作

CADDi DRAWERで何をしたいのか?/創業6年目からの新しい挑戦

¶ はじめにこんにちは。 創立5周年記念note 13日目担当します。DRAWER事業部の白井です (Twitter: @yskeee000)  なお、これまでの創立5周年記念noteは以下にまとめられています。 そんな5年目であった今年、キャディとして祖業であったCADDi MANUFACTURING(これまでは受発注プラットフォーム事業としていました。)に加えて、新規事業/新プロダクトとしてCADDi DRAWERをローンチいたしました。 このプロダクトは製造業におけ

大手の営業部長から製造業SaaSの2人目営業へ。5ヶ月経って思うこと

創立5周年記念note 11日目担当します  DRAWER事業部村井です。 なお、これまでの創立5周年記念noteは以下にまとめられています。 現在、CADDi DRAWERという製造業向けSaaSの営業マネージャーをしています。主に西日本のお客様を担当しており、日々全国を飛び回っています。 キャディには2022年6月1日入社なのでもうすぐ5ヶ月が経とうとしているところ。2010年にヤフーに入って丸12年、初めての転職をして今思うことを書き記そうと思います。 私の経歴と

グローバルに拡大していく組織においてカルチャーとどう向き合うか/キャディ創業5周年note

キャディ株式会社の桒野(くわの)と言います。 創立5周年記念noteの9日目を拝命しました。 なお、これまでの創立5周年記念noteは以下にまとめられています。 このnoteでは事業のことではなく、キャディの"カルチャー"について、書き下ろしてみます。最初に定義をすると、カルチャーとは「組織が持っている価値観や、それらを体現した行動や思考方法」です。組織のよいと思う考え方や、実際の行動の積み重ね=カルチャーという訳です。 「カルチャーを作っていく」ことは当然難しく、自分

コーポレートスタッフとして、会社の飛躍的成長を支える土台と生産性高く仕事ができる環境をつくる/キャディ創業5周年記

はじめまして。 キャディ株式会社で経営企画、経営管理の中島です 創立5周年記念note 8日目を担当します。 キャディは『モノづくり産業のポテンシャルを解放する』をミッションとしたスタートアップです。 5周年記念サイトもオープンしたのでぜひご覧ください。 はじめに キャディは、「VISION 2030」として、調達・製造のワンストップパートナーCADDi MANUFACTURINGのモノの流通規模を1兆円に、図面データ活用クラウドCADDi DRAWERのソフトウェア販売

キャディのスケールによって顧客価値はどう変遷するか/キャディ創業5周年記

初めまして。創立5周年記念noteの6日目を担当します、キャディ株式会社 MANUFACTURING事業部の堀江顕です。 キャディへは2021年11月に入社し、顧客にとっての調達パートナーの取引責任者として、億円規模の加工品取引のプロジェクトマネージャーを務めています。 1.キャディについて私たちキャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションを掲げ、製造業のバリューチェーン全体に潜む構造的な課題を、グローバル規模で解決しようとしている、6期目を迎えたば

見積りをデジタル化し、モノづくりを繋げる/キャディ創業5周年に寄せて

こんにちは。創立5周年記念noteの5日目を担当します、キャディ株式会社の笹口です。 2019年6月に入社し、プロダクトマネジメント、オペレーションマネジメント、事業企画などの役割を通じて、主に見積りや原価計算、発注先パートナーの選定といった領域の仕組み化を進めてきました。 現在はコストアルゴリズムグループの責任者として、原価計算の仕組みに関わる事業・テクノロジー両面のマネージャーを務めています。 このnoteでは、キャディ創業5周年という一つの区切りに合わせて、これまでの

グローバル製造業で「非連続なスケールを生み出す仕組み」を創る

こんにちは。 キャディ株式会社の河野と申します。 創立5周年記念 note 4日目を担当します。(1-3日目の記事は文末に掲載) この note では、今のキャディの事業フェーズやこれまでの戦略の変遷、その中で我々が注力している CADDi Factory System(CFS) についてご紹介できればと思います。 事業フェーズの変化と戦略転換 まず最初に、事業内容を簡単に説明します。キャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のバリューチェ

タイ事業爆速立上!日本、ベトナムの次の3ヵ国目!

Passion Monster の後藤陸と申します。 現在はHead of Thailandをやっています。 NOTEの目的今回のタイへ進出での学びを共有することで、社会課題の解決への挑戦を考えておられる方の参考に少しでもなればと思っています。  特に、グローバル規模での社会課題解決に挑戦なさろうとしている方のお力になればと思います。 そもそもキャディとは?我々は「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションのもと、製造業のバリューチェーン全体に潜む構造的な

米国モノづくり産業のポテンシャルも解放出来るんです!

初めまして。CADDi.incの橋本真一郎ミヒャエルです。 (写真は2022年米国工作機械の展示会FABTECH@Atlantaにて) CADDi.incは『モノづくり産業のポテンシャル解放』にコミットしている会社であり、出会いは2021年の3月に遡ります。 経歴とCADDiとの出会い  2005年に新卒でトヨタ自動車に入社し、北中南米で発生する車両不具合対応や代理店支援を行っていた私は、9年目に新たな挑戦の場を求めて三井物産に転職。三井物産では鉄鋼製品の輸出貿易(トレ