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【イベレポ】「プロファーム出身者が語るスタートアップのリアル」ミートアップを開催しました!

キャディは、「多様な人材で組織を作りたい」という創立当初からの思いのもと、製造業・商社・EPC・GAFA・金融・IT企業など実に多様なバックグラウンドを持ったメンバーで構成されています。

今回は、その中でもプロファーム出身者にスポットを当ててみました。プロファーム出身の幸松(こうまつ)・吉田・下郡(しもごおり)の3名が、赤裸々にキャディのリアルを語ります!

登壇者紹介

■幸松 大喜
東京大学を卒業後、マッキンゼーにて約4年間勤務。マッキンゼーでは米国や中国を含む、国内外の製造業を中心にオペレーションやSCM分野を担当。26歳でマネージャーに昇進し、1万人を超える組織のIT戦略や組織改革などをリード。その後、キャディへの参画が決まっていたこともあり、実際に板金加工会社の現場に勤務し、町工場の実情を肌身で学ぶ。2017年末にキャディ株式会社の創業メンバーに。代表の加藤は、マッキンゼー時代の同期。参画当初は、お客様と町工場を接続するモデルを開発しながら受注側の町工場を担当していたが、現在は主に町工場に発注する側の大手企業を担当。

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■吉田 祐輔
外資系投資銀行のモルガン・スタンレーで株式アナリストとして約6年勤務。その後、外資系PRエージェンシーを経て、ビジョンに共感してtrippieceに入社。ビジネスサイド、カスタマーサポート、コーポレートやメディアの内部オペレーションと様々な業務を担当。2016年6月にWantedlyに入社。コーポレートチームにて経営企画を担当し、その後執行役員に就任。2017年11月に取締役CFOに就任し、経営管理、経理財務、IR、広報、法務等を統括。2019年12月に製造業の調達領域を中心に産業変革を目指すキャディに入社。オペレーション構築・運営、品質管理を経て、ビジネス本部において事業開発に。

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■下郡 佑
東京大学卒業後、コンサルティングファームの経営共創基盤に入社。大手IT系企業の事業戦略検討や、食品メーカーの事業再生ハンズオン支援に従事。事業再生やM&Aを経験するなど、1年半の勤務を経て、2019年9月に第二新卒としてキャディに入社。入社当初は新規加工領域の立ち上げに参画し、現在は当該加工領域のチームリーダーを務める。

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パネルディスカッション

1)転職を考えたきっかけ

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幸松:
大学生の頃から、軸として「社会課題に向き合いたい」という思いがあります。学生時代には、救急医療・農業・教育現場に実際に足を運んだこともありました。

最初は官庁を志望していたのですが就職活動をする中で、マッキンゼーの卒業生の方に出会ったんです。その方に「ビジネスの観点から、課題を解決できることもある」と教えていただいて、それも面白そうだと思ってマッキンゼーに入りました。

マッキンゼーでの仕事はもちろん面白かったのですが、課題に取り組む時に、モヤモヤするものもありましたね。大企業と中小企業の課題は違いますし、ある特定の1社の課題を解決するのも大切ですが、もっと本当に困っている中小企業の課題を解決したいという思いが強くなっていったんです。

業界そのものを変えたかったんですよね。そんな中で、同期の加藤からキャディを創業するという話を聞いて。モノづくり産業のポテンシャルを開放するというビジョンが刺さって、すぐにマッキンゼーに退職届を出しました。

吉田:
僕はそんなしっかり幸松さんみたいに考えていないです(笑)。モルガン・スタンレーでは上司にも恵まれていましたし。通常より早くVPに上がらせていただいたこともありました。

でも、今だから言えますが、実は「株価を当てる」ことに本当に興味がなかったんです。株のアナリストという立場なのに!この場所で何十年も仕事をしていていいのかという疑問が湧いてきたんですね。

株のアナリストという仕事は、金融業界から外に出てしまったら汎用性がないのではという思いもあり、自分ができることを増やしたくなったこともあります。

事業会社に行って、生きる術のようなものを身に付けたいと思いました。転職の背中を押してくれたのは、生まれたての子どもの顔でしたね。仕事がつまんないとか言っている父親になりたくないなって思ったんです。ね、最後ちょっといい話したでしょ(笑)。

下郡:
幸松さんとかぶってしまうところもありますが、僕も、学生時代から社会課題に興味がありました。大学4年生のときに、アフリカに行って数ヶ月生活したこともあります。

そのときに現地でビジネスをしてみたのですが、全然キャッシュが生まれなかったんです。これではダメだと思い、ビジネスをきちんと学びたくてコンサルという仕事を選びました。

でも、様々なプロジェクトに携わるうちに、業界を大きく変えるにはアドバイザリーという立場では限界があると感じるようになりました。ロジックを超えた覚悟で挑まないと、社会課題は解決できないと。そんなタイミングで出会ったのが、採用強化中のキャディだったんです。

2)一緒に働く人の違いは?

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吉田:
全然違いますね。外資系に務めていたこともあるかもしれませんが、話のテンポや考え方の感覚が近い人の集団だったように思います。一方でキャディは、人材が多様。エンジニアやデザイナーもいますし、考え方が多様な人と一緒に働きたい人にはぴったりの環境だと思います。

プロファーム時代は、個人商店の集まりみたいなところがありました。全社で同じ方向を見るという感覚があまりなかったんですよね。チームとしてという感覚はありましたが、全社業績への貢献意識は希薄だったように思います。自分が属しているチームという狭い枠の中でどうするかという発想になっていた気がします。

下郡:
似た観点ですが、バックグラウンドの多様性をすごく感じますね。前職では、事業会社から転職されてきた方もいらっしゃいましたが、頭の使い方やビジネスへのアプローチ方法はみな結構似ていました。

キャディの人たちは、それぞれに戦い方もいろいろなんです。論理、製造業の専門性、営業や人間力。それぞれの強みが違っていて、いろんな武器で戦っているという印象です。

幸松:
そうですよね。プロファームには絶対にいなさそうな人がたくさんいます。キャデイでは、多様なタイプのメンバーが集まって、同じ方向を見て仕事をしています。

例えば、前職での同僚との会話って「自分のスキルをどうやって高めるか」「ライフスタイルをどうしたいか」という内容が多かったんですよ。

でもキャディではみんな、「この前、あの加工会社さんからこんなことを言われたんだけど。これって課題だよね」とか、「お客さんのところでこんな感動的なストーリーがあったんだ」とか。それが日常会話なんです。

全員がお客さんやパートナーの会社に向き合っているので、意識をそこで共有できるんですよね。

下郡:
キャディの好きなところです。キャディしか経験はないのですが、スタートアップで仕事をするには、お客さんや事業、パートナー、ビジョンにかなりの愛がないと難しいんじゃないかと感じています。そこが強いからこそ、同じ方向を向いている心地よさを感じられるのではないでしょうか。

3)他のスタートアップとキャディが圧倒的に違うところ、特殊なところ

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下郡:
他のスタートアップのことは、正直なところ、そんなには知らないんです。なので、キャディの話になりますが、とにかくスピードがすごいと思います。

あとは、表現が悩ましいですが、キラキラしてない人の集団です(笑)。シリアスなシーンも多いですし、ビジネスパートナーも、年配の方が多いですし。業界もトラディショナルですから。なんでしょうね、渋めで落ち着いていて、地に足がついている雰囲気があります。

幸松:
下郡さんの話を聞いて思い出しましたが、創業当初は、町工場を回る時も、「スーツ着て、ネクタイ締めて、コンサルみたいなスマートなプレゼン資料を持って」というスタイルで商談に臨んでいたんですよ。

でも反応がいまいちだったので、作業服を来て、もっと親しみやすいトーンのパンフレットを持っていくようになったんです。その方が、受け入れられましたね。「スーツなんかで来たら、話も聞く気にならなかったよ」ってハッキリと言われたこともあります。

あ、キャディの特殊なところですよね。やはり、市場がすごく大きいところだと思います。180兆円という広がりがありますから。その中でも、ソフトウェアを作るだけではなく、町工場と大手企業のリアルな商流に絡んで物を作るプロセスにも携わるので、とにかく幅が広いんです。従って、ソリューションも広くなりますね。もちろん、製造リスクも負いますけれども。

吉田:
僕は、キャディが3社目のスタートアップなんです。やはり、バリューチェーンが広いかつ多い。これはキャディならではだと思います。

例えばSaaSなどのプロダクトを一つ作って、それを武器に特定のプロセスを追いかけていくというシンプルな構造ではないんですよね。見積もりを出すところから、製造や納品まで追い切るし、お客さまの内部にも踏み込むし、営業にまでアプローチをしていこうとしています。

そうなると、もはや製造業という業界の縮図をキャディ内で全部やっている、みたいなことになるんですよ。あと、海外含めて、キャディと同じような事例がないので、セオリーがないんです。それも面白いですね。自分たちがパイオニアな領域への挑戦は刺激的です。

4)プロファームの経験が活きる点

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吉田:
直接的に活きる点は、あまりないです。なんて言ったら怒られるかもしれませんが…。どちらかというと、スキルというよりは、徹底的に叩き込まれたプロ意識が活きていますかね。

下郡:
第二新卒でキャディに入り、一年半でプロファームから去った僕が語るのは早いかもしれませんが(笑)。

敢えて若手目線で答えると、プロファームで鍛えられるエクセル技術は、どこでも役立つと思います。ちょっとした仕事でも、わかりやすくバリューを出しやすいですから。

もう少し本質的な話をすると、まずはファクトを疑うという思考を学べたのはとてもよかっと思っています。スタートアップには、蓄積されたデータがあるわけではないんですよね。必要そうな情報は、自分で集めて洗い出さねばいけないケースが多いと思います。

これは、コンサルの時よりも難易度が高いと感じていて、基礎体力を活かせていると感じる点ですね。あと、コンサル時代にマネージャーまでやっておけば、もっと良かったとは思います。

幸松:
吉田さんがおっしゃっている「やり切る力」も、下郡さんの「ハードスキル」も、いずれもプロファームでは鍛えられると思いますね。

コンサルは外で役に立たない、なんて言われることもありますが、そんなことはないというのが僕の実感です。やっぱり、課題解決の力というのは、かなり汎用性があるスキルだと思うんです。

ベンチマークをしながら仮説を立てていくという方法は、コンサル時代に鍛えられた解決法なんですよね。課題を分解しながら、一つずつ取り組まねばならないシーンは、キャディの中でも日常茶飯事です。

もちろん、コンサルでは、キャディのように「売り上げを1年間で○倍にするにはどうすればいいか」なんていうお題は出ません。当然、思考は違っては来ますが、身に付けた基礎体力はすごく活きていると思いますね。

おわりに

最後までお読み頂きありがとうございました。以上、プロファーム出身者によるパネルディスカッションでした。当日は、このあと参加者の方との座談会も開催され、キャディのリアルを参加者のみなさまに直接お伝えできる場となりました。NGギリギリ質問が出るほど、盛り上がりました!

今回は、プロファーム出身者がキャディを語る場でしたが、製造業・商社など、また様々なテーマで開催できればと思っていますので、またご参加お待ちしております。

直近は明日3/5に、幸松と吉田による座談会形式のオンラインCADDi BARを開催します!

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