【イベレポ】「家業ある人あつまれ!アトツギがベンチャーで働く本音ぜんぶ答えます」トークイベントを開催 -前編-
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【イベレポ】「家業ある人あつまれ!アトツギがベンチャーで働く本音ぜんぶ答えます」トークイベントを開催 -前編-

実家が家業を営み、いずれは代表の立場を継いで大きな責任を追うことになる「アトツギ」。noteの連載で紹介しているように、キャディでもそんな「アトツギ」たちが活躍しています。

20代で既に、いつか自分が担う責任を意識しながら日々の仕事にコミットする姿に、彼らならではの覚悟を感じています。彼らのように、いずれ経営者になる覚悟を持った人材が、キャディに集まるのはなぜなのでしょうか?そして「アトツギ」が持つマインドとはどのような特徴があるのでしょうか。

今回、既に家業に入られているアトツギゲストを3名お招きし、継ぐ決意に至った経緯や、継ぐ前に押さえておくべきポイントなどをそれぞれの観点からお話いただきました。

後半のトークセッションでは、アトツギならではの苦悩や親とのコミュニケーションなど、当事者ならではの共感ポイントが多い場となり、熱い場となりました!ゲストの先輩アトツギたちから飛び出す、時に毒(!?)も含まれる「本音トーク」に、キャディの3名が頷くシーンも。

当日、時間が合わなかった方はぜひ、以下のレポートをご覧ください。アトツギの人はもちろん、そうでない人にとっても、何かヒントになるかもしれません。ちなみに、当日のイベント視聴者のうち「アトツギ」の方は6割。アトツギでない方もなんと、4割近く参加してくださっていました!

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それでは、本編をどうぞ。

第1部:スピーカー自紹介

<CADDiメンバー>
まず、キャディから平澤・佐藤・長谷川の3名が登場。それぞれの家業を踏まえながら、なぜキャディを選んだのかを紹介します。

■平澤 英継(ひらさわ ひでつぐ)

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■プロフィール
新卒でパナソニックに入社。在籍中に、Facebook Developerというエンジニア向けのイベント運営も経験し、日本国内3名しかいない「Lead」の1人になった実績も。2019年にキャディ入社。顧客訪問などの営業系から、パートナー手配やサプライチェーンの構築などのマッチング事業や生産管理まで幅広く活躍中。

■なぜキャディ
・代表の加藤との会話で感じた「戦略的な事業の作り方」に共感
・事業設計のシャープさ、根拠の明確さ、事業・社会構造の的確な把握、泥臭さが魅力

■キャディの印象
・メンバーの視座とレベルの高さに驚嘆
・自分で意思決定をせねばならないシーンが多く、刺激に溢れ(過ぎ)る日々

■家業
樹脂加工を得意とし、「人工大理石」などを作っている会社。街中で見かける、本物の大理石のような床や壁…実は中身が樹脂だったりする。某ネズミーランドにも納品実績あり。現在は飛沫対策のパーテーションなども手掛けている。

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■佐藤 亮介(さとう りょうすけ)

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■プロフィール
新卒で入社した三菱電気を退社後、家業の佐藤精機で修行を積む。家業を継ぐことを見据えた上で、2019年にキャディ入社。パートナー企業開拓や新規加工領域の立ち上げなど、幅広く活躍中。

■なぜキャディ
板金、切削、溶接など、金属加工に関する幅広い知識を学べるキャディという環境は、金属加工業者の「アトツギ」にとって最高の修行場だと感じたから。

■キャディの印象
・事業展開のスピード感が「音速」(!)
・製造業のポテンシャルを開放するというミッションの元、全員で一丸となって成長を実感する日々

■家業
航空機部品、産業機器全般の切削加工。量産品ではなく、多品種を少量生産している。水素自動車用試作品、次世代型航空機部品、はやぶさ2プロジェクトなどに参加。国や自治体からの表彰実績多数。

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■長谷川 蒼(はせがわ そう)

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■プロフィール
新卒で大王製紙に入社後、2019年にキャディへ。新規顧客開拓を経て、現在はオペレーション部隊として活躍中。業務内容としては、装置メーカーの部品調達の手伝いなどを担当。前Qで、社内賞を受賞。エースとして期待が高まる存在。

■なぜキャディ
・家業とは異業種だが、キャディなら間違いなく業界を変革できると感じたから
・代表の加藤が描いている世界に魅力を感じた。道のりは遠いが、道筋は鮮明
・家業を継ぐにあたり、「業界に変革を起こす」という経験をしておきたかったから

■キャディの印象
・「業界を変える」というハードルが高いことを、実行できるメンバーが揃っている
・経営層がとても近いので、彼らのアイデアや課題感を理解しながら一緒に歩める環境

■家業
創業100年近い酒屋を、新潟県で営んでいる。新潟の地酒・ワイン・コーヒーなどを扱う。酒屋を経営するも、長谷川家は全員お酒が飲めないという逸話も。「飲めないからこそ味わえる」(本人談)。

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<ゲストスピーカー>
続いて、ゲストスピーカーとして乘冨氏・小川氏・島田氏(登場順)の3名に登場いただきました。教えてくださったのは、「前職での役立った経験」「継ぐ前にやっておけばよかったと思ったこと」「継ぐ前にやっておくべきだと思うこと」。ご自身の経験を踏まえられた上でのリアルな言葉ばかりです。

■(株)乗富鉄工所 乘冨 賢蔵(のりどみ けんぞう)氏  

ノリドミさん

■プロフィール
大学時代の専門はプログラミング寄り。「ラクしてそこそこ稼げればいいや」と新卒で入社した住友重機マリンエンジニアリング株式会社での配属は、生産管理部門。昼夜仕事に励むハメになりつつも、7年間のキャリアを積む。家業を継ぐつもりはなかったが、2017年からアトツギに。

■家業
福岡の柳川市にある会社。大型施設機械を得意とする創業73年の鉄工所。水門等水利施設の施工会社としては福岡県最大規模。

■今役立っている、前職の経験
①2年間で生産性を20%向上するという経験が財産に。自分の会社を分析してプロジェクトを立ち上げるのに役立った。
②16時間の工程計画を2〜3時間に短縮した経験を活かし、Kintoneを使って8時間かかっていた会議資料作成時間を、なんと「1分」(!)に改善
③東京大学などとの共同プロジェクトで知った「パワースーツ」適用の難しさを知っていたから、からくり改善のスキルを活かした商品開発プロジェクト「ノリノリプロジェクト」を発想できた

■継ぐ前に経験しておきたかったこと
経営ノウハウ全般。ずっと工場にいたため、経験できなかった。自身の経験不足を補うために、twitterで、ひたすらつぶやき続けて「面白そう」と興味を持ってもらうことで協力者を得ることができた。情報発信は大切だと感じている。

■家業に戻るまでにやっておいた方がいいと思うこと
①他の「アトツギ」との接点を持って、リアルな声を聞いておくと良い。自分の場合は、周りに該当者がいなかったのが残念だった。
②「これだけは誰にも負けない!」という武器を身につけておくべし。自分の場合は「生産管理」。「アトツギ」は、戻ると超絶「値踏み」される宿命!
③経営は、わかっておくとベスト。
④家業の財務状況を数年ぶんくらいは把握しておくべし。
⑤「覚悟しておく」こと。レベル90くらいで戻ったつもりだったが、全然通用しない日々。でも、それでもやるんだという強い気持ちが必要。

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■有限会社小沢製作所 小沢 達史(おざわ たつふみ)氏  

小沢さん

■プロフィール
大学では分子生命学を専攻。研究職を継続するキャリアに疑問を感じて渡米し、MBA
取得。既に家業を継ぐ心づもりはあった。ワークスアプリケーションズで人事評価のシステム開発に従事。2020年に、3代目の代表取締役就任。ニューヨークロングアイランド大学でMBA取得。

■家業
精密板金加工業を専門にする会社。板金に特化している。プロダクトは、エレベーター部品や、ステンレス系の食品製造装置の内部部品など。代表になってからは、アウトドアブランド「OZOPS」を立ち上げて、新製品を開発中。開発が楽しくて仕方ない。

■今役立っている、前職の経験
①研究職で培った、ロジカルに仮説を立てるスキル。
②ワークスアプリケーションズで学んだ、「優秀な人が集まる組織の条件」。ビジネスとビジョンを明確にというスタンスは今も意識している。

■継ぐ前に経験しておきたかったこと
デザイン能力、マネジメント経験。効率的な時間の使い方。少人数のマネジメントでもいいから、経験しておくべきだったと思う。

■家業に戻るまでにやっておいた方がいいと思うこと
①自社の財務状況は見ておくべき。
②興味のあることは、趣味でも仕事でも、何でもやってみることが大事。社長業とは、雑用係みたいなものである。例えば、新規事業立ち上げとなると、全部自分でやらねばならない立場。もしも趣味で写真や映像編集が得意だという場合には、自分でSNSにUPすることもできる。写真を撮るのが元々好きなので、今役立っている。

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■ 島田電子工業株式会社 島田 直弥(しまだ なおや)氏

島田さん

■プロフィール
学生時代に、株式会社ジーニーで広告運用を経験。2014年、ビズリーチに新卒の一期生として入社。営業やマーケティング、事業企画などの多様な経験を経て、2018年に家業を継ぐ。元々兄弟の誰かは継ぐ宿命にあった。

■家業
大分県中津市の会社。半導体の領域に該当する「受発光素子」というものを製造している。ものがどこにあるかを赤外線で判断する技術。ATMや複合機などに応用されている。UV殺菌装置など、新規事業にも挑戦中。

■今役立っている、前職の経験
事業とは何か、組織とは何か、会社とは何か、という熱意やマインドを学べたこと。具体的な採用などのスキルなども大切だが、異常に成長している企業に在籍していたからこそで来た経験だったと思っている。

■継ぐ前に経験しておきたかったこと
具体的な製品のマーケティング。

■家業に戻るまでにやっておいた方がいいと思うこと
①家業について知っておくこと。
②家業の現状課題をあらかじめ把握する時間を設けておくこと。いざ課題を問うても、社長だからといってわかっているわけではない。
③家業に入る前に、副業や兼業で触れておくのがおすすめ。外にいるからこそ、チャレンジできることがある。

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次回、後編では本編のトークセッションの内容をお届けします!

後編はこちら⭐️

・ 採用サイト:https://corp.caddi.jp/recruit/
・会社説明資料:https://speakerdeck.com/caddi_eng/caddi-recruit-202008

<ゲストスピーカーtwitterアカウント>

乘冨さん:https://twitter.com/kenzounoritets1
小沢さん:https://twitter.com/Tazfumi
島田さん:https://twitter.com/inter___rupter

<CADDiアトツギインタビューnoteはコチラ>




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