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【Discover CADDi Inside Vol.1】江良さん、小料理をふるまう

折に触れ、キャディのテクノロジー組織はどんな組織かを尋ねられることがあります。

そんな時、まだわたしたちはキャディのエンジニア組織がこんな組織だ!ということを表す、ぴったりな言葉を持ち合わせていないことに気づきます。

それは「こんな組織にしたい!」ということを語るより、もしかしたら難しいかもしれません。

多様な人が集まる中で、どんな雰囲気が育っているのか、自ずから滲み出るカルチャーのヒントを探しに、まずはじっくり話を聞きに行くことにしました。

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エンジニア陣の一人である江良さん、たまにTwitterに料理の作り置きを投稿しています。

どうせならと思い、無茶なお願いをしてみました。

「江良さん、小料理ご馳走してもらえませんか?」

今回は金曜日のとある夜に、江良さんと数人で小料理とともに、こじんまりした宴を催しつつ、こんこんと話を聞いてみました。

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 「料理って手を動かせばちゃんと成果が出るところがいいんですよね」

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荘司:突然変な依頼をしてすみません、金曜日の夜に(笑)。

江良:いやあ、東京のど真ん中にも、なんか本格的なキッチンスペースあるんですね。

白井::江良さんがよくtwiiterで料理の写真あげているのを見て、外食で味わえない味が欲しくなってしまって。

江良:週末にまとめて買い出ししてきて、冷蔵できるものとかを作り置きしてるんですよ。

白井:なんか「ちゃんと生活してる感」がありますよね。僕にとっては仕事するより難しいことです(笑)。昔からしてるんですか?

江良:ですね。Twitterに載せ始めたりしたのは1年くらい前からですけど。以前は1人暮らしてたんですけれど、その時は全然料理しなかったんですよね。で、3年前くらいに今住んでいるところに引っ越して、今度はちゃんと料理やろうかなということでがんばってます。
技術書を1冊読み切るのと同じで、SEの方が書いた料理本を1冊買ってそれを作り切る感じ始めました(笑)。

白井:僕はいろんな本とかにちょっとずつ浮気してしまうんですけど、やっぱり一冊をまずやり切るって大事ですよね(笑)。

江良:そうですね、今はちょっとずつ増えて、5冊くらい料理本あるんですけれど、そこに書かれているレシピに沿ってずっとやっています。だけど実は最近は料理に飽きちゃって、Uber Eatsに頼りっきりですね、実は(笑)。


荘司:そうなの!?(笑)。飽きているところにお願いしてすみません(笑)。

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食材はそろった、役者はそろった。あとは作るのみ。江良氏の眼差しが料理人モードへとコンパイル

江良:いえいえ(笑)。今日は3〜4品くらい作るでいいですよね。料理はちゃんとやれば、ちゃんと出来上がるからいいんですよね。

はっち:というと?

江良:エンジニアの仕事って毎日、進捗が出ることもあったり、でも何か沼にハマっちゃって今日一日進捗何も出ませんでした、っていうこともあるじゃないですか。

白井:はいはい(笑)。

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エンジニアの仕事の不条理を語りつつ、手際よく調理をはじめる江良さん

江良:やっても成果が見えづらいとか、不確実なところがあると思うんです。仕事ですから。だけど料理は手を動かして、やればやるほど進捗が見えるし、ものが出来上がっていくので。

荘司:仕事よりわかりやすいと。

江良:それが、自分のストレス解消というか、なんか心が整う感じがあっていいんですよね。

荘司:サウナみたいですね。

江良:仕事でなかなか成果出せていない時は、凝った煮物とか作ったりします。

白井:最近は料理を作ったツイートが少ないので、、ということは仕事は順調ってことですね。

江良:そういうことにしておいてください(笑)。

「一人でも、誰かとでもできることが好きなのかも」

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はっち:最近は料理じゃなくて、何か別のことで整ってるんですか?(笑)

江良:最近は、ボルダリングにはまってますね。

荘司: 以前私も1回だけやったことあるんですけど、ボルダリングって結構しんどいですよね。

江良:しんどいんですけど、最近はマイシューズも買って、ちょっとハマりはじめました。先日はようやく2級の壁を登ることができました。

荘司:2級とかランクがあるんですか。ってか、ごま油だけでいい匂いだ!

江良:あ、そこにあるにんじんの下処理やらないとなので、手伝ってもらってもいいですか(笑)。

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調理しつつインタビュー答えつつ、はっちに的確に指示を出す江良さん

白井:ボルダリングはどこら辺がハマるんですか?

江良:なんかもくもくと壁を登っていくところが、エンジニアの仕事と共通している感じがするんですよね。あと、一人で淡々とやることもできるし、他人と一緒に登ったりすることもできるじゃないですか。

白井:あー、確かに一人でも誰かと一緒にでも。

江良:そうなんです。エンジニアの仕事って一人でパソコンの前でずっとコード書いたりすることもありますけど、実際のところチームでディスカッションとかも多いじゃないですか。なんかそういうのが好きなのかもしれないですね。

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そうこうするうちに一品目が完成!あれ、もうビールが空いているぞ(笑)

白井:あーこれは求めていたやつだ。

江良:これ、簡単にできるんですよ。しかもちくわって食べてる感じあるじゃないですか。

白井:いただきます!江良さんは結構ハマったものを淡々と突き詰めるタイプなんですね。

江良:そうですね。そういう意味では最近はランニングとか、あとゲームも好きですね。そういえばそのふたつも一人でもできるし誰かと一緒にでもできますね。

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なにはともあれ、まずは乾杯!今週もおつかれさまでした〜。

「二日酔いの自分でも説明できるドキュメントを」

荘司:確かに江良さんって、丁寧に淡々と突き詰める感じありますよね。今日のレシピの買い物リストも、マークダウンでちゃんとメモして準備してましたね(笑)。
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白井:そうそう、江良さんって一緒に仕事していて思ったのですが、ドキュメンテーションとかが丁寧で、そこら辺も性格が出てますよね。

江良:ありがとうございます。口頭で説明するのが苦手なので、書いて整理するようにしているんですよね。すぐテンパっちゃうんで(苦笑)。

白井:なるほど。

江良:結局そういう準備って、まわりまわって1ヶ月後とか最後に自分を助けてくれたりしますしね。

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白井:キャディって開発という観点はもちろんなんですけど、営業とか生産管理とか会計とか、色々な観点の要件を複合的に考えないといけないことがありますよね。そういう時にそれぞれの立場の人との間で話し始めると、よく議論が空中戦でぐるぐるしてしまう。なので、きちんと整理したものを見える化するところを怠らない人って重要だし、稀有だなと思います。なんかコツとかってあるんですか?

江良:自分もMECEとか全然考えられていないこともあるんですけど、心構えとしては二日酔いの自分でも説明できるように、っていうふうに思ってますね。自分で、自分のことを一番信用できていないので(苦笑)。

白井: なるほどー(笑)。二日酔いの自分か。

 「元々エンジニアになるつもりはなかったですね」

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はっち:ドキュメンテーションがうまいといえば、江良さんって元々編集とかやってらしたんでしたっけ?

江良:あ、それは大学時代の話で、インターンで編集プロダクションの仕事を手伝っていました。

はっち:そのあと、どうしてエンジニアに?

江良:大学時代で一番しっかりしていた子は、コピーライターとかになったんですが、僕はその編集プロダクションでの下積み生活とかしてみて合わないなあと感じて、そこから就職活動をちゃんとするようにしました。

白井:新卒で就職した時にエンジニアに?

江良:ですね6年くらいは。だけどその会社とはあまり合わず、嫌々やっていたところも正直あったので転職活動をはじめました。

白井:狭間さん(キャディのエンジニア)に出会ったのも、その頃なんでしたっけ

江良:キャディに入る前の会社に入るとき、面接で僕を拾ってくれたのが狭間さんでした。2次面接で厳しめな感じでやられましたが、逆にそれが面白かったです。

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はっち:で、その狭間さんがキャディに転職することになり・・?

江良:そこに僕がついていった感じですね(笑)。キャディのやっていることの魅力はもちろんですが、狭間さんという人の懐の大きさ・魅力にひかれていたのは間違いないです。

「なんかこういうカルチャー、って言えるほど画一的じゃなくないですか?」

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白井:キャディに入社して1年半くらいですかね。キャディのtechチームってどんなカルチャーだと思います?

江良:なんかこういうカルチャー、って言えるほど画一的じゃなくないですか?いろんな人が集まっていて、CAD一筋で20年やってきた人、チーム作りに強い人、競技プログラミングがめちゃ強い人、インフラや僕みたいにWeb系出身の人もいるし。

白井:あー、他の会社ではここまでバラエティが豊かな人が集まるっていうのは少ないものですか?

江良:そう思いますね。Web系の会社であれば、やっぱり前職もWebやってましたという人が多い。

荘司:一方で、キャディは技術だけを極めたい人というのも少ない感じしません?

江良:それは感じましたね、技術も大事なんですけどちゃんと解決したい課題に向き合おうってことですよね。

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金曜日の夜のビールは、しみるな・・

荘司:私も前職で、エンジニアの機嫌をとるためにお菓子配ったりしてたもんなあ(苦笑)。

江良:そうなんですか(笑)。お菓子といえば僕、コーヒーが好きでゴリゴリ豆からひいていく派なんです。

荘司:蔵前(キャディの会社の近く)にもコーヒー屋増えましたよね。

江良:来週出社するんで、その時に行ってみようかなあ。

荘司:それなら次はみんなでひくところから初めて、コーヒーブレイクといきましょうか。今後はみんなでおやつを持ち寄りましょう(笑)。今日はごちそうでした!

白井・はっち:ごちそうさまでした!

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最後にエンジニア採用担当の、はっちより宣伝をさせてください・・!

キャディでは、江良さんなどようなエンジニアが集まり、一緒に働く仲間を募集しています!

まずはカジュアルに話を聞いてみたい!という方はこちらから

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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