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キャディの人たち

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キャディで働く人たちが発信したnoteを全てまとめています。
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#プロダクトマネージャー

キャディ、製造業AIデータプラットフォームとしての、第二章。

こんにちは。キャディの代表の加藤です。 今回は、創業から7年間で最も大きな事業アップデートがありましたので、それについて書いています。最初に言いますが、ウルトラ長いですw 0: 製造業って面白い品質検査結果は、3点とも全て不良。 キャディが2017年11月9日の創業よりちょっと前に受注した記念すべき1号目の製品は、電車に使われる板金製品でした。一番最初は品質が怖いからと、念には念をで20社以上回った加工会社さんの中から、東大阪市を中心にトップ3の会社さんに全く同じ製品を

見積を早く、強くする「CADDi Quote」とは、どんなサービスか?

はじめにはじめまして。 キャディでプロダクトマネージャー(PM)をやっている高山です。 この記事では、私たちが新しく開発したサービス「CADDi Quote」について、PM目線で詳しくご紹介していきたいと思います。 この記事を通じて、キャディがどんな新サービスを展開しているのか、少しでも多くの方に興味を持っていただけたら幸いです! 自己紹介まず初めに、私自身の経歴について簡単に紹介させていただきます。 【1社目】 日本のとある精密機器メーカーで、法人向けのOA機器の

プロダクト戦略をドライブさせるPMスキル定義

CADDi Drawerというデータ活用プロダクトでは、プロダクト戦略をドライブするためのプロダクトマネジャー(PM)スキルを定義しています。この記事はそのスキル定義の策定プロセスとスキル向上の運用について紹介します。 はじめまして、CADDi Drawerでプロダクトマネジャーをしている安部です。 なんのためのスキル定義?元々弊社キャディには、ビジネス職群において共通の物差しとなる人材評価フレームワークがあります。現在、PMもビジネス職群にいるので、類に漏れずその枠組み

CADDi DRAWERのプロダクトマネージャーはこんな人たち

こちらはキャディの【うるう年キャディnote29連チャンリレー】企画で書いている記事です。 はじめに自己紹介キャディでプロダクトマネージャーをしている飯沼です。キャディには2022年9月に入社し、それ以来1年半ほど楽しく過ごしています。 入社当初はManufacturing事業で検査・梱包関連のプロダクトを担当していたのですが、半年ほど前からDRAWER事業本部に移りCADDi DRAWERを担当しています。 そのあたりの話はこちら。 プロダクトマネージャーの仕事とは

キャディのプロダクト開発のこれから

こんにちは。キャディ株式会社でプロダクトマネージャー(とその他いろいろな仕事)をしている飯沼です。 この度、弊社はシリーズCの資金調達を実施しました。 私がキャディに入社したのは昨年9月でしたので、入社して10ヶ月ほどが経過したことになります。しかし、キャディでの日々があまりに濃すぎて、「あれ、私前回の資金調達の時まだキャディにいなかったんだっけ…?」と思うことが多々あります。まだ入社して1年経ってないって本当?(転職エントリを読み返してみてもやっぱり昨年9月入社で間違い

製造業Vertical SaaSは、加工会社にどのように受け取られているか

こんにちは、キャディの安部です。在籍3年経ちまして、直近半年はSaaSプロダクトにプロダクトマネジャーとして携わっています。 会社として100名ごろのタイミングで入社して、今度はそのひとつのSaaS事業部が100名くらいのタイミングを迎えました。あの頃と変わらず、色々なことを自分たちで作っていくフェーズを楽しむ機会に今も恵まれています。 そんな弊社はこの度、シリーズCの資金調達を実施いたしました。 その中で、携わる『CADDi DRAWER』の年間成長率が10倍を超えて

MVCへの共感一本足打法でスタートアップのキャディに転職しました

「日本人が1年に2回くらい食べる主食を新たに開発したいんですよ」 これは、キャディが主催する招待制イベント「CADDi BAR」にて、現在私と同じ33歳で、カスタマー開拓を行うグループのリーダーである松藤薫氏が、入社前の私に語った言葉です。 お酒を飲みながら、キャディがどんな会社なのか紹介してもらう場でしたが、彼が私に語ったことは、彼自身の興味、夢、それにまつわるお客さんとのエピソードの数々でした。嬉々として夢を語る松藤氏を前に、私は高揚感を覚え、帰宅後、妻に「キャディに入

「あたらしい」を受けいれてもらう方法

「私たちは一番目はもちろん二番目もイヤです。最後から二番目くらいの施策がやりたいです」 むかし、とある自治体にプロモーション提案をしたときのこと。公示された題目に対し、すこしアレンジした提案をしたときに言われた言葉です。フリースタイルと対極を成す強烈なパンチライン。 最後から二番目くらいだと通しやすいんです。「みんなやってます!」って言えるし(お母さんの「みんなって誰よ」にも答えられる)。「しかも最後になるのはイヤですよね!」と展開するわけです。ブービーロジック。 はじ

The Whole Product-CADDiのサービス開発を貫くPhilosophy

キャディ株式会社 プロダクトマネージャーの笹口です。 突然ですが、キャディには”Whole Product”という言葉があります。 キャディとして初めてこの言葉を使ったのは、昨年8月に公開したこちらの「キャディの技術を知る」です。 このnoteでは、キャディが掲げる”Whole Product”とは何なのか、そしてなぜそれを大切にしているのかについて書いていこうと思います。少し長いですが、お付き合い下さい。 事業戦略としての”Whole Product” 昨年10月に